パーティーアレルギー

知人から聞いた話だが、シンガポールやドバイなどでビッグビジネスを抱えている華僑の人たちが嫁を探していて狙い目なんだとか。
そういえば最近、経済情報番組で特集されていたが、法人税が高い日本を飛び出し、東南アジアで仕事をしている日本人が多く、高級マンションで豪勢な暮らしをしている。

私もその特集を見ていたが、クルージングを楽しんだり、たいそう楽しそうな生活だった。
日本人だけでなく、グローバルにビジネスをしている人たちの中でも、一部の華僑の人たちは稼ぎがすごいらしい。
自分のためだけに、老舗ブランドの新作を作らせたり、何人もいる恋人にそれぞれブラックカードを渡しているんだとか。
目がクラクラするような話だが、そのような人達の中に、本気で嫁探しをしている人は多いらしく、そんなパーティーに行ったらどうかと奨められた。
いや、英語話せないし、そもそも国際結婚はちょっと、と断ると苦笑いされた。
私のような逃げ腰の人には向いていないらしい。
普通の人で良いんですけど、と思っているのだが、普通の人にさえなかなか出会えない昨今。
一度、ど派手なパーティーに参加してみるのも良いかもしれない。
しかし、シャンパンの栓が飛びまくるパーティーと聞くと、なんだか軽く吐き気を催してしまう。
20代に入りたてのころ、お金持ちが集まるパーティーなどが大好きだった。
教養も実績もないのに、ただただ「若い」という看板だけで、突撃していたあの頃。
飲み慣れないシャンパンや日本酒、ワインパーティーなんかにお呼ばれし、高級ホテルのトイレに駆け込んで泥酔した記憶が蘇る。
しかし、翌日にはけろっとして、またパーティーがあれば飛びついていた。
しかし、今になってみると、がめつい姿勢だった自分が恥ずかしい。
だからパーティーと聞くと、アレルギーのように吐き気がするのだ。

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