最近家を造った

最近、家を造った。
昨年のことであったが、友人らと毎日数人で作業し約4か月かかった。
家と言ったが、実際には部屋である。
部屋をまっさらにしてから、壁を張り、床を張りペンキを塗ったのだ。

家主は大学時代の友人で、ずっと埼玉で実家暮らしだった。
いわゆる変わった人で、多くの書物を読み、頭も良かった。
社会や日本の現状に批判的な眼を常に持っていて、それに関しての解決策を模索している最中、人との繋がりが生まれ、その家に住むことになったのだ。

家は3階建てで、彼の部屋は3階部分で、元々部屋が3つあったが、壁を打ち抜き2つにした。
作業を行った人間の内、半数は女性で、建築に強い者も、力仕事が得意な者もいなかったが、大家さんの協力とインターネット情報の助けにより今はオシャレな部屋が出来ている。

おそらく30平米ほどあり、皆が集まるには充分はスペースだと感じる。
そこで今度、演劇人や劇団を持つ人達が集まり、その部屋で演劇の鑑賞会と演劇の見方の議論が行われるらしい。

演劇はあまり興味はなかったのだが、年末にその部屋を訪れた時、知らない人同士で盛り上がれたことがすごく楽しく、またそんな経験ができたらという気分になり、参加を表明した。
きっと想像より楽しいものになるだろう。

人が集まるということはそれだけで何かが生まれる強さがある。
特に初対面同士の雰囲気は、お互いに気を遣い合うことで、比較的心地よい空気が流れる。
少し仲良くなってきた辺りから、好き嫌いの問題が出てくるが、それまではこの状況を楽しもうと思う。
来週行くのが楽しみだ。

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