本質とは何か

物理を勉強していると、「本質」ということが常に頭の中にあるようになる。
何が一番言いたいことなのか、最も大切な部分は何かということである。
人間の生活レベルでは、「本質」以外の部分を大事にしなければならないこともある。

そんな時、物理の頭で話をすると相手と喧嘩になってしまうようなこともあるが、人生においても非常に大切な考え方だと思っている。
女性にとって、話の本題がどうかということより、その話をする男性の話し方や、話をした場所、シチュエーションが大事ということが往々にしてある。

最初はそれが理解出来なかったが、彼女や母親と何度も話し合って、そういうものなのだと納得した。
男と女は違う。
そんな単純なことだが、理解するまで時間がかかった。
女兄弟でもいれば違ったのだろうか。

小さなころは母親の怒るその剣幕に負け、泣いて、謝って、何が悪いか、何が正しいかを理解していたが、大きくなり、自分でものを考えるようになると、母親が間違っている場合もあるのかなと思うようになった。
議論になっても、本質からズレているところで怒っているように思えるときはそれを正そうとしたこともあった。
それで、母親が気付いたかのように納得してくれることもあったが、「そういうことじゃないんだ、本質ではないかもしれないけど、あんたのやり方は思いやりがない」というようなことを言われたこともあった。
内容さえあっていれば、本質的な正しささえあれば良いという風に少し思っていたかも知れない。

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