アパレルの仕事の第一段階

私は以前アパレルの販売員として働いていました。
もともと洋服に興味があったわけではなく、接客業をやりたいという理由でアパレルに入りました。
そんな私はアパレル販売をなめていて、とても苦労しました。

まず最初に苦労したのが、洋服をたたむことです。

よく店員さんはいらっしゃいませと言いながらささっと洋服をたたんでいますよね。
もちろん最初からできる人もいるとは思いますが、そんなに器用にできる人はわずかだということが、自分を含め後輩たちを見ていてもわかりました。
最初は台にのせた状態でしか、なかなかうまくたためません。
夏の柔らかい素材の洋服になるとさらに難易度は上がります。
たたむことがうまくなることは、販売員としてのスキルアップの第一弾でした。
しだいに慣れてくると、話しながらや立ちながら洋服をたためるようになります。
一度身についてしまえば、まず下手になることはありません。
そうやってスムーズにたたんでいるだけで、とても販売員らしくなるから不思議です。

そして私はもう一点、とても苦労したことがありました。
それは洋服のリボンやベルトをうまく結ぶことです。
どうしても蝶々結びが縦になってしまいました。
これも見た目が悪いということで、先輩にコツを教わり、店中のリボンというリボンを全部ほどかれ、接客をしながら上手に結ぶ練習をさせられました。
結果としてとてもうまくなりましたが、なんとも地味な練習でした。

販売員の世界はとても華やかに見えますが、スキルをあげていくには様々な地道な練習が必要となっているのです。

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